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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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「悩む」よりも「行動」

うちのチームは2024年7月に創設されました。

2024/12/1現在、8名の選手が在籍してますが、この8名全員が他チームから移籍してきた選手です。彼らの移籍理由は様々です。「現チームよりも高いレベルの野球をしたい」という選手も居れば、所属していたチームで何らかの行き詰まりを感じて環境を変えることで活路を見出そうと思って来た選手も居れば、一度は野球を辞める決意をしていた選手も居ます。8名の移籍背景は様々ですが、現在は同じチームで活動しています。


「移籍」というのは勇気が必要な行動だと思います。


慣れた場所を離れ、未知の場所に足を踏み入れる。

しかもうちのチームの場合は実績もなければ道具すらちゃんと揃ってない状態でしたので、最初に来た5名は本当に勇気があるな、と我がチームの選手ながら感心します。


彼らは「良いチームだから入団しよう」ではなく、「良いチームを自分たちの手で創る」という意志を持って飛び込んできてくれました。勇気を持って行動する選手を選手の家族も応援してくれていて、とても良い雰囲気で活動ができています。


うちの選手は入団の際、1つだけ私と約束を交わしています。


それは「本気でやる」です。

「本気」と言っても、何も野球漬けの毎日を送れ、という話ではありません。現にうちの選手は学業成績が優秀な選手が多く、有名私立中学に通っている選手も少なくありません。学業との両立に苦心しながらも、いざグラウンドに立てば「本気で野球やる」、机に向かえば「本気で勉強する」という毎日を過ごしています。最近ではちょっとお勉強が苦手だった選手も、保護者から「うちの子、最近は勉強するようになったんです」という報告も頂きました。こういうご報告は嬉しいですね。


今、チームがうまく回っているのは私の手腕でも何でもなく、選手が「本気」で野球に取り組んでくれているからだと思います。選手の「本気」を保護者が応援してくれる。そして我々の本気に共感してくれたチームから合同練習や練習試合などのお誘いの声が頂ける。選手の「本気」がチームに良いサイクルを産んでいるように思います。


現状を変えるために悩む人は世の中にたくさんいると思います。

彼らも決断までご家族と一緒に悩んだと思います。


「悩む」って苦しいようで実は楽なんです。

だって結論を出さないから。


しかし結論を出して行動しないと何も変わらない


最近は度々合同練習をさせて頂いているチームの代表から「最初とは比べものにならないくらいうまくなってるよねー。」とお褒めのお言葉をよく頂きます。


これはやはり選手が「行動」した結果なんです。


今、何かが「上手くいってない」と思っている選手。

悩むよりも行動しましょう。上手くいくかどうかを心配するよりも、目の前のことを本気でやってみましょう。「本気」で取り組めば、今までできなかったことができたり、今まで気づかなかったことに気づく時もあります。


Let's go all out!(本気出そうぜ!)

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