週末から練習再開した喜びも束の間、次回公式戦の中止が決定。
練習後のミーティングで「しばらく活動できてなかったけど、もう次の公式戦の日程も相手も決まっているんだからそこに向けてできることをやっていこう!」と言っていただけに、突然「次の目標」を失った選手は落胆しているかと思いきや。。。
昨日、3週間ぶりに『朝練』をやりました。
こちらの『朝練』は強制ではなく、有志による自主参加のものですが、昨日はこれまでで最多の選手が公園に集まりました。チームの1/3の選手が集結。

前日にチームで決めた「ありがとう」をきちんと使って、時間いっぱい精力的にバットを降ってくれました。大人が心配しなくても、子どもたちはちゃんと次の目標を見つけて動き出しているのです。「上手くなりたい」という想いをちゃんと行動に反映できているうちの選手は偉いと思います。
練習後には
「公式戦の中止は確かに残念だ。だけどキミたちは次の試合のためだけに練習しているのではなくて、中学3年間かけて『良い選手になろう!』と思って日々の練習に取り組んでいるはずだ。大会が中止になってもその目標は変わらない。機会が無くなったのではなく、『次の機会までの猶予をもらった』と捉えよう。」と話しました。
中には「練習自粛期間、きっとよく練習してたんだろうな」と思えるような選手も居ました。活動が正常化した時に「全体練習自粛期間の過ごし方の差」が顕著に現れる瞬間が訪れると思います。
この子たちは私たちが経験したことのない困難を経験していると思います。
この困難を克服した時には我々にもない能力を身に付けるだろうと思います。我々にできることは大人らしい知恵を使ってこの子たちがこの困難を乗り越えていく支援をしていくことだと思います。グラウンドで受けた悔しさはグラウンドで晴らすしかない。野球で受けた無念さも野球で晴らしていくしかないと思います。だからこそ私もこの子たちをグラウンドで支援していきたいと思います。