子どもが野球を始めるとき、最初にやるのはキャッチボール。
誰でも出来そうなエクササイズですが、意外とそうでもない。
できるだけ幼い時に綺麗なバックスピンを修得することを推奨します。
綺麗なバックスピンを投げる時に重要なのは以下の4点。

1.リリースポイント(踏み出した足のつま先あたり)
2.人差し指、中指から同時にボールが離れる
3.投げたい方向に向かってまっすぐ腕を振る
4.リリースの瞬間だけ少し力を入れる
専門的知識は必要ないです。この4点だけ見ていれば上手く投げられていない原因は誰でも分かりますし、逆にいうとこの4つがちゃんと出来ていれば誰でも綺麗なバックスピンを投げられます。
コントロールの悪い投手はこの3つのどれかに問題があるケースが多いです。つまり、綺麗なバックスピンを投げることは制球力の向上につながりますし、肘の故障防止にも繋がります。 そして何よりも力の伝導効率が高いので、身体の小さい子が能力を最大限活かすためにも有効です。
キレイに指に引っかかっていないボールは力の伝導効率が悪いので、力を入れている割にボールが走らない、なんてことに陥ります。