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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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「声を出せ!」の後が大事


練習や試合で「声を出せ!」という指導者は多いです。

間違いではありません。声を出すことはいろんな意味があります。

1.味方選手への鼓舞

2.自分自身の集中力を高める

3.作戦や役割の確認・伝達・徹底

4.相手にプレッシャーをかける  など

これら「意味」に応じた声の出し方があります。

鼓舞するつもりが味方選手へのプレッシャーになることもありますし、相手へのプレッシャーが行き過ぎると「汚い野次」になってしまうこともあります。

練習中にただ「声を出せ!」と言っても、子ども達は理解ができません。

意味のない言葉を発するだけです。

「今、どういう状況か?」「この後どういうことが起こると想定されるか?」など状況を説明することで、「何を言葉として発するべきか?」を子ども達に考えさせなければなりません。これらを繰り返すことで、「状況に応じた適切な声出し」が出来るようになります。

そして「声」はジェスチャーを添えるとより効果的な場面があります。どういうジェスチャーを添えると効果的か?それも状況を理解しなければできません。

「状況を読み取る」

「この先起こることを予測する」

という思考は野球ではとても重要な行為です。

練習を止めてみんなで考える、なんてことをしても良いと思います。


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