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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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雑用は誰の仕事?


「下級生は雑用を・・・」というチームは多い。

一方で「雑用に上下関係はない」と言って全員に等しく雑用を課すチームも多くなっています。私は「雑用は1年生が率先してやるべき」と思います。

それは「上級生が楽するため」「上下関係をつけるため」など、そういう理由ではないです。「雑用」は1年生にとって「絶好のアピールの場」だからです。

私も高校1年生の時は、3年生にとてもたくさんの雑用を押し付けられました。でも率先して取り組むことで上級生から、

①雑用の仕事ぶりを誉められる

       ↓  

②プレーを見てくれるようになりアドバイスがもらえる

       ↓  

③居残り練習に誘ってくれたり付き合ってくれる

       ↓  

④打撃投手に指名される

       ↓  

⑤遠征に帯同させてもらえるようになる

といった感じで、どんどん機会をもらえるようになりました。

同じ中学出身の先輩がいなかった私にとって、それはとても大切な「機会」でした。

子ども達には「機会を広く捉え、何でもひたむきに取り組む姿勢」を身につけてもらいたいです。1年生の時はその習慣を身につけるよいチャンスです。

「機会」としての「演出」も指導者の腕の見せ所だと思います。


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