top of page

東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

「Blog更新のお知らせ」を受け取り希望の方は下記にメールアドレスを入力してください

送信ありがとうございました

素早く”止まる”


今日はちょっと技術的な話を。

野球における「走攻守」はすべての動作が独立しておらず、何かしらの組み合わせによって成り立っています。もうちょっと分かりやすい言い方をすると「走→守」「打→走」「走→守→投」といった具合で必ずと言っていい程、次のプレーが待っています。

それぞれの動作を円滑に切り替えていく上で

「止」という動作がとても重要だと思います。

例えば投手は投球の後、すぐに守備の体制に入ります。速い打球に反応するためには絶対に必要な準備動作です。しかし、投球動作には大きな慣性が伴うので、素早く守備体制に入るにはどこかで慣性に逆らって動作を止め、次の動作に移らなければなりません。 守備も同じですね。正面ではない横に飛んだ打球を捕球したとき、素早く止まらなければ、次のスローイングに移行できません。

最近の子どもはこの「止まる」という動作が苦手な子が増えているように思います。

ひとつひとつの動作を独立したもので捉えるため、意図的に「止まる」という行為に対する意識が弱く、次のプレーへの移行が遅くなってしまう子が増えているように思います。 素振りをさせても「止まる」ができないので、バットを振った後に体勢がふらつく子が多いです。

走塁でも1塁は駆け抜けてもすぐに内野の方を向いて次のプレーに備えなければなりません。そのために「止まる」は重要です。

今日の関東は久々に晴れました。 思い切り身体を動かすのは良いと思いますが、「動く→止まる」を意識した練習をされるのも良いかと思います。


bottom of page