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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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丁寧にプレーすることの重要性


先週、うちのボーイズで選手全員のベースランニングのタイムを計りました。

タイムの速い遅いは個人差もあるのでいいとして、20人くらいいるメンバーのうち、数名「ベースの踏み忘れ」が発生しました。恐らく「タイムを計る」と言ったことで「いいタイムを出す」ということだけに注力し過ぎて、「すべてのベースを踏む」という意識が低下したことによるものだと思います。

どちらが大事かは言うまでもないです。

どんなに速く走ろうがベースを踏み忘れた時点でアピールプレーで「アウト」です。

子ども達には

「ホームランだって1塁ベースを踏み忘れたら記録は投手ゴロ。きちんとベースを踏むことは遠くに飛ばすよりも速く走るよりも大事なことだ。もっと丁寧にプレーしよう」

と言いました。

このページで何度か記載したことがありますが、野球は試合で発生するプレーの9割は「できて当たり前」のプレーです。残りの1割のファインプレーを目指すよりも、まずは9割の「当たり前」を確実にこなすことが、勝つためにも、良い選手になるためにも重要です。 そのためには「見た目の派手さ」に囚われない「丁寧なプレー」を習慣づけることがとても大切だと思います。

子どもの行動は「大人が何を評価するか?」で大きく変わります。 本質的に「何を求めるべきか」、そして求めたものを真剣に努力する子に育てるためには「何を評価するか?」も重要だと思います。


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