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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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ゆっくりでいい、丁寧に!


子どもに字を教えて書かせるとき「汚くてもいいからとにかく早く書け!」と教える先生や親御さんって、私が知る限りは皆無です。

「ゆっくり→早く」よりも「雑→丁寧」の方が身に付ける難易度は高いからです。

野球の技術を修得する時も同じだと思います。「速い球」「取ってから早く投げる」よりも最初は「ゆっくりでもいいので丁寧に投げる・捕る」と指導すべきだと思います。

球速や動作速度は筋力の向上により、ある程度は時間が解決しますが、「雑にプレーする癖」ってなかなか直りません。

幼い頃に丁寧なプレーを修得している子は、中学・高校になってもグラブ捌きがしっかりしてるし、スローイングの精度も高いです。それに筋力の弱い子に無理やりクイックスローをさせるのは肘の故障に繋がりやすいです。

「急がば回れ」だと思います。


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