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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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反省


先日、ボーイズで硬式野球をしているうちの息子が「腕が痺れる」と言い出し、元々肩肘を故障するような投げ方は教えていないので軽症だと思ってはいたのですが、ひとまずノースロー調整に。 翌日病院で診断の結果は「疲労」。

ちょっと厳しくやり過ぎたと反省している次第です。

うちの息子ははっきり言って「下手」です。小学校でも野球を始めたのは遅く、外野・捕手など、空いているポジションを転々。6年生の時にチームの投手が軒並み故障したのが理由で投手にコンバート。本格的に投手を始めたのは中学に入ってからです。現在ボーイズでは2〜3番手投手。遅れを取り戻すために無理をしたのでしょう。

うちの子も他所の子も同じですが、子ども達には長く野球を続けて欲しいと思っています。そのためには選手本人が身体の小さな異変にも関心を払い、故障を回避する意識は重要です。

私の指導は厳しいと思います。怒鳴ったりはしませんが、練習はハードです。ただ「コーチが怖いから」という理由で故障や不調を申告できないような関係にしたくないと思っています。だからこそ選手の異変に注意を払い、少しでも「いつもと違う」と思えば、「●●が痛いんじゃないの?」と声をかけるようにしています。こちらから異変を指摘するようにすれば、「●●は何ともないんですが、××が変な感じがする」など、こちらが気付かない不調も見つけることが出来ます。

今回は、一番厳しく指導してきた息子が正直に申告をしてきたことで、少し安心した側面もあります。どんな大事な試合であろうと「選手を潰してでも勝たなければならない試合」はないです。ましてや大切なお子さんをお預かりしている以上、我が子と同様大切に育てて、万全の状態で次のステージに送らなければなりません。

今週から息子も復帰です。これでうちの投手陣はまた「故障者ゼロ」に戻りました(^_^)/


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