今日は、昨日の話の続編です。「1分間でどのような話をするか?」です。
これは以前の職場の上司に習ったことですが、「時間をコントロールしながら話をする」手法として「20秒の『話のかたまり』」を作るようにしています。1分間であれば「20秒×3」です。 例として例えば「技術的な課題」の話をするとしましょう。その場合、下記の①〜③を組み合わせて話します。
①技術的な問題点や課題の概要(20秒)
②その課題が及ぼす影響や課題を放置するリスク(20秒)
③課題の克服方法(20秒)
小学生が相手であれば①と②を合わせて20秒で話して、全体を40秒くらいにして話をします。逆にもっと詳しく説明する時には②と③の間に「具体的な事例」を話したり、③の後に「トレーニングの効果」についてそれぞれ20秒で補足したりします。
このように話すと、話の長さや詳しさを自在にコントロールできます。これは仕事の時に学んだ話法です。野球の指導に限らず、仕事や普段の生活でも「端的に話すスキル」を身に付けるのには有効だと思います。
これを実践する上で大事なことが1点あります。 それは「あらかじめ『何について話すか?』を決めておくこと」です。決めずに話し始めると「20秒の話のかたまり」を作ることは物理的に不可能になるので、結果として話が冗長になります。
よかったら是非お試しくださいm(_ _)m