top of page

東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

「Blog更新のお知らせ」を受け取り希望の方は下記にメールアドレスを入力してください

送信ありがとうございました

練習後、選手に何を話してますか?②


今日は、昨日の話の続編です。「1分間でどのような話をするか?」です。

これは以前の職場の上司に習ったことですが、「時間をコントロールしながら話をする」手法として「20秒の『話のかたまり』」を作るようにしています。1分間であれば「20秒×3」です。 例として例えば「技術的な課題」の話をするとしましょう。その場合、下記の①〜③を組み合わせて話します。

①技術的な問題点や課題の概要(20秒)

②その課題が及ぼす影響や課題を放置するリスク(20秒)

③課題の克服方法(20秒)

小学生が相手であれば①と②を合わせて20秒で話して、全体を40秒くらいにして話をします。逆にもっと詳しく説明する時には②と③の間に「具体的な事例」を話したり、③の後に「トレーニングの効果」についてそれぞれ20秒で補足したりします。

このように話すと、話の長さや詳しさを自在にコントロールできます。これは仕事の時に学んだ話法です。野球の指導に限らず、仕事や普段の生活でも「端的に話すスキル」を身に付けるのには有効だと思います。

これを実践する上で大事なことが1点あります。 それは「あらかじめ『何について話すか?』を決めておくこと」です。決めずに話し始めると「20秒の話のかたまり」を作ることは物理的に不可能になるので、結果として話が冗長になります。

よかったら是非お試しくださいm(_ _)m


bottom of page