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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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何を捨てるか?


ビジネスの世界において「優先順位」というものが議論されることが多々あります。「何から取り組むか順序をつけて着手」することは一見、良さそうな判断に見えます。

しかし実際には「順位はつけるもののすべてをやらなければならない」と思うと、結局全てが中途半端になることがよくあります。何かを確実に得たいならば「代わりに何を捨てることを許容するか?」という覚悟も重要です。

選手の育成も同じだと思います。 「あれとこれも」と欲張ると全てが中途半端になったり「出来てないこと」ばかりが目に付くようになり、選手を減点法で評価する傾向が強くなるように思います。

私自身、ある程度高いレベルでプレーしてきたので、子どもたちを診ていると「出来てないこと」が目に付きます。だけど指導者にも「我慢」が必要なのです。

「現段階で最も身につけるべきもの」を明確にし、それを確実に身につけるためには何かを一時的に我慢する、もしくは出来ないことを許容するという姿勢が必要だと思います。 それは決して「妥協」ではないと思います。


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