top of page

東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

「Blog更新のお知らせ」を受け取り希望の方は下記にメールアドレスを入力してください

送信ありがとうございました

動作→判断→動作


今日は空模様が怪しかったので、うちのボーイズは守備練習だけで切り上げる計画で練習を始めました。普段私はあまりノックは打たないのですが、ヘッドコーチから「今日は外野ノックを打ってください」と言われたので、久々にノッカーをやりました。

実は昨日の試合で気になっていたことが2点ありました。

①野手陣が2試合目に動きが鈍くなっていたこと

②外野手の守備範囲がとても狭いこと

①は明らかに体力面の問題です。②は「自分の打球かどうかを判断してから動き出す」という問題です。本来守備は「まず動く。動きながら自分が処理すべき打球かどうかを判断する」という順番になりますが、判断を先に行なうために初動が遅れているのが原因でした。

せっかくノッカーやるのでこの2つの課題に即した練習をしたいと思ったので、アメリカンノックをやりました。「早く走り始めれば守備範囲が広がるということ」「走りながらでも判断はできるということ」を体感させるための練習です。

アメリカンノックはノッカーの技術としても難しい部類です。あらかじめ走っている選手に対して「更に一生懸命走れば捕れる場所」に打たなければ意味がありません。しかし「早く動き出せば守備範囲が広がる」「一生懸命走れば捕れる」という成功体験は守備の上達にはとても効果があります。何度か今まで捕れなかったようなボールを捕る選手が出てきて、とても有意義な時間になりました。


bottom of page