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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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ビデオ映像の使い方


最近は家庭用ビデオカメラの普及で、学童野球でもビデオ撮影をしているチームはとても多いです。

ビデオ映像を見せることは、指導者が身振り手振りで教えるのとは違い、自分のプレーを自身の眼で見るという効果があります。しかし、ただ見るだけではあまり高い効果は期待できません。何が必要か?指導者の解説か?違うんです。

大切なのは自分のプレーをイメージする「想像力」です。 スポーツは自分のプレーを想像し、実際の動作をその想像に近づけることで動作の精度が高まります。「想像力」の乏しい選手は一致させる目標がない状態でプレーしていることになるので、動作の精度が低くなってしまいます。

①自分の「理想のプレー」を想像する

②想像に近づけるように実際のプレーを行なう

③ビデオで「想像」と「実際」のギャップを確認する。

ビデオが登場するのは③です。①②を経て③にたどり着くことが必要だと思います。イチロー選手は打席後、スクリーンに映ったリプレー映像を必ず見ています。恐らく③のためだと思います。

では、「想像力を兼ね備えたプレー」をするための訓練は? 古典的ですが「モノマネ」が有効だと思います。「モノマネ」はほぼ100%、「真似をする対象の選手」を想像しながら行ないます。想像力を兼ね備えたプレーを養うために、たまにはチームで「プロ野球選手のモノマネ大会」とかやっても良いのでは?と思います。


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