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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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決まり事は少なく、徹底的に


チームに「決まり事」ってありますよね? チーム運営方針によって「決まり事」は異なると思います。どういう「決まり事」を設定するかでチームカラーは変わります。

私は仕事で管理部門の経験が長いので、社内のルールを決めたり、ルールの遵守状況を監査する仕事を長く経験してきました。その経験からも言えることですが、「決まり事」を決める時に大切なことがあります。それは以下の2点です。

①「決まり事」はできるだけ少なくすること

②「決まり事」は徹底的に遵守すること

①と②は一心同体です。 たくさんの決まり事を作ると、決まり事どうしで矛盾が生じたり、監視しきれなくなって遵守できないものが出てきます。そうすると「決まり事を守るための決まり事」が出てきてどんどん複雑になっていきます。そして「決まり事」ばかりに取り囲まれると、考えることや工夫する能力を失っていきます。

決まり事を極小にすることで、②ができる確率が高まります。数少ない決まり事を徹底的にやり切ることで、「秩序」と「自主性」のバランスが取れるのではないかと思います。大人の世界でも規則の多い組織に居る人は、発想の柔軟性や物事に対する寛容さなどにおいて、余裕が少ないように感じます。

どんな決まり事でもいいと思います。

ちなみに私だったら学童野球のチームは「元気よく」「一生懸命走る」の2つだけ徹底できたら良いのでは?と思います。

この2つが徹底できれば、相当いろんなことができますよ(^_^)


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