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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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審判も『指導者』です②


さて前回の続編です。

審判に期待したい役割の2つ目として

②過剰な大人の介入を規制する

があります。特に最近の学童野球ではベンチ入りする大人が増えているため、時には複数のコーチが思い思いに違うことを選手に指示したり、指導者全員で投手に対して投球に関する指摘をしたりしています。子どものためによかれと思ってやっているとは思いますが、当事者である投手にとっては大人によってたかって指示されると、もはや味方に野次られているのに等しくなります。

過剰な介入は指導者に対する依存心を高め、子どもの自立的成長を阻害します。

中には自軍の選手に対して「お前、終わっているよ」とか「何で分からないんだよ。バカか!」などと罵倒する指導者も居ます。自軍選手とは言え、こういう人格攻撃をするような指導者には、教育的見地からも退場処分とまではしないとしても、審判に注意をする権限は与えて欲しいとさえ思います。

学童・中学・高校・大学野球は教育の場でもあります。だからこそ審判にも適切な権限を与え、試合を指導者・審判が一体となった「教育の場に相応しい機会形成」とする努力が必要かと思います。


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