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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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卒団生のプレーは指導スキルを高めるヒントの宝庫です!


チームを巣立った卒団生がグラウンドを訪れる。指導者にとっては懐かしさと嬉しさが同居する瞬間です。

「久しぶりだな」「大きくなったな」と感慨に浸ることと思いますが、卒団生のプレーには指導者としての大きなヒントが隠されています。

卒団生は以前、チームに所属していたわけですから、在籍当時のプレーは長所や課題など細かに記憶しているものです。「あの時教えたプレーを今も実践しているな」「あの癖、まだ直ってないな」など時間の経過に伴う「変化」に気づくと思います。この変化に気付くことが、今在籍している選手の「潜在的な課題」を発掘するためのヒントとなります。

卒団生は「現在指導している選手の将来像」かも知れないのです。

良い指導者の元には多数の卒団生が集まります。それは以下のスパイラルができているからではないでしょうか?

①指導した選手の「顕在化した課題」を解決する

②選手は指導者に感謝する

③選手は卒団した後もチームを訪れる

④指導者は直接指導していた当時からの成長や継続課題に気付く

⑤選手の「潜在的な課題」に対する感度が高まり、「選手の将来像」を予測するスキルが高まる

⑥現在、在籍している選手の指導技術に反映される

⑦現在指導している選手への指導スキルが高まる

①・・・(以下①〜⑦のスパイラルが完成する)

卒団生は自分の指導スキルを高めるヒントの宝庫だと思います。


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