野球はチームスポーツです。ひとりでは勝てません。みんなが役割を果たし、お互いに役割を補いながら勝利を目指します。
しかし「自分の役割」「他人の役割」の境目は曖昧なものです。例えば左中間のフライをレフト、センターのどちらが捕るべきか?などは打球の場所、野手の走力、風向きなどによって異なります。「役割意識」は口で言うほど簡単なものではありません。
その中で多数の選手が機能して、勝利の確率を高めるには「役割意識の持ち方」が重要だと思います。具体的には「自らの役割を広く捉える姿勢」の形成を促すことだと思います。
「自らの役割を広く捉える姿勢」を形成する上で、指導者に求められるのは以下の2つではないかと思います。
①選手に「期待」を伝えること
②選手の「結果」だけでなく「積極性」を評価すること
「期待を伝えること」は選手に積極性を促しますが、「結果」だけで評価すると選手は「結果が出やすいもの」しか取り組まなくなります。そして上記2点を選手全員に分け隔てなく行うことが大切だと思います。
この週末の練習で、18名の選手それぞれに「何を期待するか?」今日から考え始めたいと思います(^_^)