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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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体験練習はこの季節が有効です


最近小学6年生の保護者の方から「中学でクラブチームに入れたいのですが、どこを見たらいいかわからない」というご相談をよく頂くようになりました。確かに環境は大事ですからね。設備やチームの制度などは何チームかまわって比べればある程度分かると思いますが、見極めが難しいのは「人」です。

野球チームに居る「人」といえば「選手」「指導者・スタッフ」「現役選手の保護者」ですが、全般に「どういう人が居るチームか?」という内情を知るには、1〜2月頃が絶好のシーズンです。

「そんなものに季節は関係あるの?」と思うでしょう。今日はなぜこの季節が絶好のタイミングなのか?見て欲しいポイントも含めて書きたいと思います。

①選手〜積極性のある選手は居るか?

野球は競技の構成要素が多いため「身体能力」よりも「経験」がより重要な要素となります。そして限られた期間に「経験」を多く積むためには「積極性」が重要です。チームに積極性のある選手が多いチームは子どもの上達が早いです。この季節は基礎トレーニングなど退屈な練習が多いので、選手間の積極性の差が出やすいです。

②指導者・スタッフ〜どれくらい行動しているか?

グラウンドの中を指導者が積極的に動き回っているチームは、選手に対してきめ細かな指導がされ、選手とのコミュニケーション量も多いです。この季節になるとチームによっては指導者が火にあたりながら動かないというチームも散見されます。寒い季節でもグラウンドを動き回っている指導者が多いチームは良いチームです。

③保護者〜”本音”が聞きやすい季節です

現役選手の保護者は基本的にはグラウンド周辺から練習を見ていると思います。我が子のプレーに見入る方が多いのですが、この季節は反復練習が多く見ている方も退屈するようです。保護者の方の私語も増えます。チーム事情などの”本音”を聞き取るチャンスです。逆にこの季節にじっとグラウンドの練習に見入っている保護者は相当熱心な保護者です。そういう保護者が多数居るチームは強いです。

上記は一例ですが、こんな視点を持ってこの週末に体験練習を覗いてみるのも良いかと思います(^_^)


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