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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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リズムの悪い投手はココに原因がある


期末期初で本業の方が忙しかったので、ちょっと間が空いてしまいました。すみませんm(_ _)m

久々に自分の投稿を読み返してみると「心構え」「考え方」みたいな投稿が多くて、読んでいる人は「本当は技術的なことは詳しくないんじゃないの?」と疑念を抱いている人もいるのではないか?と思いました(^_^;

だから、という訳でもないのですが、今日は「投手のリズム」について書いてみたいと思います。まずは下の動画を見てください。

この動画の前半部分に「リズムの善し悪し」の大きなヒントが隠されています。

松井投手は投球の後、返球を受け取る際に、プレート方向に下がりながら受け取っています。一方、隣の横山投手は最初の2球は前で返球を受け取った後、ホームベースに背を向けてプレートに戻っています。当然松井投手は直ぐに次の投球に入りやすいのですが、横山投手は再びホームベース方向を向いて、集中し直して投球に入るので、必然的に間隔が長くなってしまっています。

横山投手もこの動画の後半は、ホームに背を向けず返球を受け取っているので、リズムは改善されています。

些細なことですが、なぜこんなことを書いたのか? 最近、学童野球や中学野球で、「マウンドを降りて返球を受け取る投手」が増えているように感じます。そしてそういう投手に限って、投球間隔が長く、制球も悪い傾向があります。

投手は早く返球を受け取りたい人が多いので、「マウンドを降りて受け取りたい」という気持ちも分かります。でもこれで結果的に投球間隔が延びたり、リズムを崩していることが多いのも事実です。投手を指導する時には、こういうことにも気を配って指導してあげて欲しいと思います。

次回は「捕手が創るリズム」について書きたいと思います。


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