期末期初で本業の方が忙しかったので、ちょっと間が空いてしまいました。すみませんm(_ _)m
久々に自分の投稿を読み返してみると「心構え」「考え方」みたいな投稿が多くて、読んでいる人は「本当は技術的なことは詳しくないんじゃないの?」と疑念を抱いている人もいるのではないか?と思いました(^_^;
だから、という訳でもないのですが、今日は「投手のリズム」について書いてみたいと思います。まずは下の動画を見てください。
この動画の前半部分に「リズムの善し悪し」の大きなヒントが隠されています。
松井投手は投球の後、返球を受け取る際に、プレート方向に下がりながら受け取っています。一方、隣の横山投手は最初の2球は前で返球を受け取った後、ホームベースに背を向けてプレートに戻っています。当然松井投手は直ぐに次の投球に入りやすいのですが、横山投手は再びホームベース方向を向いて、集中し直して投球に入るので、必然的に間隔が長くなってしまっています。
横山投手もこの動画の後半は、ホームに背を向けず返球を受け取っているので、リズムは改善されています。
些細なことですが、なぜこんなことを書いたのか? 最近、学童野球や中学野球で、「マウンドを降りて返球を受け取る投手」が増えているように感じます。そしてそういう投手に限って、投球間隔が長く、制球も悪い傾向があります。
投手は早く返球を受け取りたい人が多いので、「マウンドを降りて受け取りたい」という気持ちも分かります。でもこれで結果的に投球間隔が延びたり、リズムを崩していることが多いのも事実です。投手を指導する時には、こういうことにも気を配って指導してあげて欲しいと思います。
次回は「捕手が創るリズム」について書きたいと思います。