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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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『我が子の野球』と向き合ってますか?

  • 2015年6月30日
  • 読了時間: 2分

前にも書いたことがありますが、私は毎週、選手の野球ノートを診ています。うちのチームは選手が33名。全てに眼を通し、フィードバックのコメントを記載。土曜の夜にこれを約3〜4時間かけてやっています。

私の労力はさておき、ノートを診ていると色んなことが分かります。「野球への執着」「トレーニングに対する能動性」「目標達成意欲」「悩み」「こだわり」などなど…。 グラウンドで選手を注視しているだけでもたくさん分かることがありますが、ノートにはもっとたくさんのことが示唆されています。

そこで思ったことは

「選手の想いを保護者はどれくらい知っているのだろう」ということです。「野球はわからないので指導者にお任せします」という保護者の方もいるでしょう。グラウンドに行っても「上手くなった」「打った」とか、視覚で捉えたことだけで我が子を観ていませんか?

結果に辿り着くまでには多くの葛藤や試行錯誤、「できた時の喜び」「できなかった時の悔しさ」など様々なプロセスがあります。一番近くに居る大人として、我が子のプロセスに寄り添えていますか?「全然上手くならない」と不満を漏らす保護者に限ってこう言ったプロセスに寄り添えていないケースが多いように思います。

もしお子さんがノートを使っているチームに所属していたら、たまにはノートを覗いてみてください。そこには大切な我が子の「想い」が綴られています。

技術論はともかく「想い」であれば、我々指導者よりも読み取れることはたくさんあるはずです。

もし「想い」が綴られていなかったら…。

お子さんの課題はそこにあると思います。


 
 
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