
先週末の公式戦で3年生の全日程が終了し、引退となりました。
私がコーチに就任した時、この学年は高度な技術練習に耐えられる体力がなく、上達が遅いと感じていました。練習メニューを見直し、基礎技術の修得からやり直しをした世代です。厳しい練習を次から次へと課す私は、きっと選手から憎まれていたと思います(⌒-⌒; )
試合後のミーティングでこんな話をさせて頂きました。
「ここにいる3年生全員、最後までついてきてくれてありがとう。キミたちを初めて見た時、とても高校で野球をやれるような選手ではなかった。でもこの1年半、体力、技術ともにとても改善したと思う。決して良い成績ではなかったが、良い選手になれる可能性を少しだけ手繰り寄せることができた。でもまだまだこれからも努力が必要だ。高校野球ってそういう世界だ。でも絶対に諦めるな。キミたちが諦めない限りずっと応援している。いつでも帰ってこい。野球ならいつでもいくらでも教えてやる。今日の無念は高校で晴らせ!」
柄にもなく、私まで涙してしまいました。
ともに涙してくれた選手もたくさん居ました。気持ちは伝わったかな、と思います。 来週から新チームが始動します。
3年生の無念を晴らすためにも、残った我々は強いチームを創って応えたいと思います。
また戦いが始まります。