top of page

東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

「Blog更新のお知らせ」を受け取り希望の方は下記にメールアドレスを入力してください

送信ありがとうございました

公平であるが平等ではない


今日は試合でした。新チーム第二戦。

秋のシーズンでのメンバー選定のための競争はもう始まっています。より多くの可能性や課題を発見するために全員を起用し、いろんなポジションを試すなど様々なトライアルをしました。 結果が出た選手、出なかった選手様々ではありますが、すべての経験を生かしていかなければなりません。

試合後、選手にこんな話をしました。

「今はポジションが決まっていないので、平等にチャンスを与えている時期だ。『平等』とは『同じ回数の機会がある状態』だ。でもクラブチームは本来、『公平ではあるが平等ではない』ものだ。『公平』とは『何かしらの理由で機会の回数が決まる状態』だ。結果の出ない選手は機会が減っていく。今日結果が出なかった選手にもう機会がないわけではないが、今日の結果を挽回する機会が減るということは認識してほしい。厳しいがクラブチームとはそういうものだ。今日の結果と向き合って明日からの練習に取り組んでほしい。そしてもっと機会を大事にしてほしい。」

中学生には酷な言い方かも知れませんが、機会を大切にする気持ちを持ってもらうために、あえて言うことにしました。

ポジション争いもまだ勝負がついたわけではありません。 今日の結果とどのように向き合うのか、明日の練習で選手がどのように変わるのか、楽しみです。


bottom of page