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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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役割評価の考え方


今日はちょっと難しい話になってしまいましたm(_ _)m

野球チームもひとつの「組織」です。組織がその体を保ち、活性化するには「公正な評価」というのも大事な機能です。そして我々指導者は時に「評価者」となります。これって会社で部下の査定を行う時とよく似ていると思います。

選手には「役割」というものがあります。そして「役割」は様々です。

「スターティングメンバー」や「4番打者」などの「重要な役割」もあれば、「ランナーコーチ」「バット引き」「ボールボーイ」など大小様々です。選手の能力や実績、コンディションなどの問題から「平等な役割」を与えることは不可能だと思います。

だからこそ「評価の仕方」がとても重要になると思います。

選手のチーム貢献度は =「役割の難易度」×「役割の達成度」です。

個々の「役割」はだいたい「選手の能力」や「コンディション」に応じて役割が振り分けられると思いますので、選手間での「役を全うする難易度」はあまり差異はありません。だから私は「どれくらい与えられた役割をしっかりやったか?」を最も重視して選手を評価します。極論すると「3三振した4番打者」よりも「バット引きを頑張った選手」の方が「その試合に限ってはよく頑張った」という評価になります。

「達成度の高い選手」には「より大きな役割」が与えられ、「達成度の低い選手」には「難易度を下げた役割」を与えます。

優秀な戦国武将は、「戦略立案」や「戦術遂行」だけでなく、「褒美の分配能力」にも長けていたと言われます。

「どんな役割であれ正当に評価すること」が強いチームを創るためにはとても重要なことだと思います。


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