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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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『上手く出来ないストレス』と向き合う


今日も朝練。

この場では「打球の質」にこだわる時間にしています。コースに関係なく、ポイントを変えながらセンター方向に軽いバックスピンのかかった打球を打つこと、ここに執着してたくさんの球を打つ。この場で選手を観察しているとあることに気がつきます。

中学1〜2年生、しかも打撃に課題のあるチームの選手なので、当然ミスショットはそこそこあります。ミスショットした時、選手の反応はだいたい3種類くらいあります。

①淡々と打ち続ける選手

②悔しがるけど、再度集中して取り組む選手

③気持ちが切れてしまう選手

②の選手に対しては、私は大きな技術的な欠点がない限り、アドバイスもすることなく黙って見守ることにしています。声をかけることが選手にとってかえって邪魔になると思うからです。

③の選手に対しては良い打球を打った時にだけ声をかけるようにしています。「よし!」「その打球!」などです。そしてミスショットが続いて気持ちが切れそうになった時に「○球前のような打ち方でもう一回打ってみよう」と声をかけて「上手くいかないストレス」と向き合う後押しをします。

一番厄介なのは①です。このタイプは見かけは同じですが、中身は2つのタイプがいます。「結果に一喜一憂せずに集中しているタイプ」と「そもそも結果にこだわっていないタイプ」です。この見極めはとても難しいです。「一球ごとに動作の工夫が見られるか?」など最も観察に労力を要します。

①に対しての見極めとコミュニケーションは私もまだまだ勉強中です。指導者って難しいです^_^;


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