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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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再挑戦開始!


1年生大会は終わってしまいましたが、一部の選手から「やっとバッティングが分かってきたので、朝練を継続して欲しい」という要望を頂きました。火曜から始めるつもりだったのですが、雨とか私の体調不良もあってやっと今朝から再開。

チームはこれから冬季練習に入ります。うちの冬季練習は脚力強化と基本動作精度向上を中心としたメニューとなります。朝練もこれまでの「センター返しを修得する」からテーマを少し進化させて「鍛えられた脚力を生かせる打撃」に変更しました。

まずは練習内容のレクチャー

①目指す「打撃の”型”」を示す(全員)

② ①と現状のギャップを説明(個別)

③ギャップを埋める練習方法を指導(個別)

もちろん選手の課題はそれぞれなので、②〜③は個別指導になります。①も選手の個性を生かすためにちょっとずつアレンジしながら「じゃぁ、こういう打撃フォームを目指そう」とチューニングを行いながらの1時間でした。さすがに公式戦までは遠いこの時期に朝練に来る選手だけあって、熱心に聞き入っていました。 しばらくはこれができるまで、選手に徹底的に付き合います。

指導者のミッションは「教えること」ではなく、「できるようになるまで寄り添うこと」だと思います。教えてできなければ「教え方を変える」し、選手が諦めそうになったら「中間目標を設定してモチベーションの再形成を行う」など、やることはいっぱいあります。 中学〜高校時代って選手はひと冬ごとに劇的に成長します。秋に「打てる」と思っていても、春になると投手のレベルが急激に向上するため、途端に打てなくなったりします。

「冬を制するものは野球を制する」です。 この冬も選手の努力にしっかりと寄り添いたいと思います。


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