この言葉は昔、私の上司がよく言っていた言葉です。
日曜日の練習でうちの選手の基礎技術を測定しました。測定方法は。。。「企業秘密」です 笑
そこでスローイングに課題のある選手が出てきました。というか一応野球指導者ですから「スローイングが課題の選手がいる」ということは分かっていました。本人に認識させるために敢えて「測定」という手法をとったのですが、狙い通り「自分はスローイングに課題がある」認識した選手が数名居ました。
こういう時「指導者の佇まい」って大事だと思います。指導者が「あいつはスローイングがダメなんだよなぁ〜。」と自分のチームの選手を評価するだけでは、それは「指導」ではなく「評論」です。素早く改善のためのアクションを取らなければならないと思います。指導者がそこの行動を躊躇していると、指導している選手だって受動的になります。まずは「自分が行動」です。
選手に「明日の朝練は、希望者がいたらスローイング改善の練習法を教えるよ〜」と呼びかけると、今朝は数名の選手がグローブを持って集まりました。「機会を活かして行動できる選手」が少しずつ増えてきたかな?と思います。 そこでは「スローイングのメカニズム」「なぜ上手く投げられないか?」「どんな練習をすればスローイングの精度や強度が向上するか?」などを指導しました。具体的な指導内容は。。。 これも「企業秘密」です 笑
「何を行うか?」という「戦略」は大事です。しかし「戦略」ばかりに時間をかけると戦う時間がなくなります。「あーでもない、こーでもない」とか言っている時間があれば、良かれと思うことを素早く行動に移すこと、野球の指導だけでなく仕事でも重要だと思います。 指導者も『戦略より戦闘』だと思います。