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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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想いを正直に伝える


昨年春から始めた「野球ノート」。 毎週土曜日の夜はいつも選手のノートを見ながら、「どんなコミュニケーションをしていくか?」「何を重点的に指導するか?」などに想いを馳せています。

昨日は練習後に春季大会の背番号を配布しました。良い番号をもらえた選手もいれば、不本意だと思った選手も居たでしょう。昨日は「なぜこの背番号なのか?」「私からどのように見えているのか?」「何を期待しているのか?」想いを正直に伝えるのはこのタイミングだと思い、いつもより時間をかけて返事を書きました。

今日の練習後のミーティングで選手に伝えました。

「今日返すノートには、俺からの君たちに対する『想い』が書かれている。『よく見てるな』と思うかも知れないし、『わかってないな?』と思うかも知れない。でも君たちはこれから大人になっていくと『分かってもらえない』と感じる場面はどんどん増えていくだろう。小学生の頃はグラウンドで声を出さなければ『どうしたの?元気ないね。』と聞いてくれるかも知れない。でも高校生になると『あいつはやる気がない』と思われる。野球ってそういう世界だ。そんな中で君たちは、自らが『分かってもらう努力』が求められる。ひとりひとりに『今の評価』『今後に対する期待』を一生懸命書いた。今日の夜から何を頑張るのか?今後に活かして欲しい。」

厳しいことを書いている選手も居ます。でも私は課題の核心に触れず黙って切り捨てるよりも、正直に厳しい評価と同時に今後の期待を伝え、奮起を促したいと思います。大人になれば「やるぞ!」という気持ちは自分で創り出さなければなりません。

厳しい評価に向き合っても本人が諦めない限り、選手の努力に寄り添い続けたいと思います。それが厳しい評価を突きつける評価者の責務だと思います。

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