指導者が「想い」をもって指導に当たる時、「想い」は伝わってこそその効力を発揮します。だからこそ指導者は「伝える努力」をすべきなんだと思います。
監督に就任して1ヶ月。保護者から見れば我が子を入団させた時と監督が代わり、入団時と条件が変わったことになります。あらためて私の考えを伝えてチームに対して理解を頂く必要があると感じてました。昨日保護者総会が開催されたので、あらためて私の考えを聞いて頂く機会を頂きました。
何を話したか?それは秘密です(笑) より効果的に伝えるために普段は仕事でしか使わないPPTプレゼンテーションも用意して私の考えを伝えました。
一部の保護者からは「監督の考えがとてもよく分かり、共感しました。私もできることからやっていきたいと思います。」という声を頂きました。しかし伝わっていない保護者もまだ大半だと思います。そんな簡単な話ではないと思っています。なぜならこれは「保護者が聞きたいこと」ではなく、「私が伝えたいこと」だからです。私の都合で話していることですから私自身が「伝わるまで努力する」しかないのだと思います。機会を持って保護者との会話を継続し、グラウンドでの態度や言動に一貫性を持って振舞う。その努力を行うことなく「あの選手はわかってない」「あの保護者はわかってない」と評価するのはとても稚拙だと思います。
選手には「できないならできるまで努力する」と指導しているのです。だったら指導者である私も「伝わらないなら伝わるまで努力する」べきだと思います。まだまだ「伝える努力」を続けていきたいと思います。私「諦めの悪さ」には自信がありますから。