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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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グローブの大敵『乾燥』と『型崩れ』


息子に頼まれてグローブの紐交換をしました。

「フィルディングに課題があるので、中学の時に使っていた内野手用のグローブで捕球から送球への移行がスムースになるよう捕球と球出しの練習をしたい。」

と言うのがその理由です。自分で見つけてきた課題と対策です。協力しないわけにはいきません。

私はグローブの寿命を縮める大敵は「乾燥」と「型崩れ」だと思います。「乾燥」は革の潤いを奪い、革の破損を招きます。そして「型崩れ」は捕球箇所が安定しないことでグローブにダメージを与えます。「乾燥」は定期的にオイルを塗ることで防げますが、型崩れは手入れだけ防ぐのは限界があります。

グローブの紐って凄くて、ペタッと閉じていたグローブも紐を交換すると地面に置いても捕球面が閉じないくらいに型が戻ります。これが型崩れの防止にはとても有効なので、私は1〜2年に1度はグローブの紐を全て交換するようにしています。ウェブや指の紐はそれほど難しくないですが、土手部分の交換はちょっと難しいと思われる方もいらっしゃるかも知れません。でもグローブが長持ちしますので、業者にお願いしてでも定期的に紐を交換することをお勧めします。

宮本慎也氏は「グローブの芯で捕球すること」を推奨しています。落球のリスクを回避し、捕球から素早く送球に移行するためにも、いつもグローブの同じ場所で捕球していれば、握り直しが減って送球動作への移行が安定すると唱えます。特に投手のフィルディングは「球出しの速さ」が重要です。

2時間ほど格闘して、なかなか綺麗に仕上がりました。 今時のグローブは高額です。良いパフォーマンスを長く保つためにも、グローブがヘタってきたら、紐を交換してあげてください。

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