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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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「ネックウォーマー」が選手を肩痛から守る


2度に渡る台風の接近ですっかり寒くなりましたね。

これからの季節、寒い日が増えていくと思います。

最近の野球チームは冬でもボールを使った練習を行うところが増えています。基礎的な技術練習を繰り返すには良い時期なので、私もボールを使った練習は賛成です。

「でも寒い時期にボール投げて肩は大丈夫なの?」

と思いますよね。

結論から言うと、日本くらいの気候ならば

①十分なウォームアップを行ってから投げること

②練習中も身体を冷やさない工夫をすること

この2点に気をつければ大丈夫だと思います。

その中でも特に「首まわりの暖をとること」に留意して欲しいです。

左のイラストの赤い部分は「僧帽筋」という筋肉です。

この筋肉は前鋸筋などとともに肩甲骨を動かす上で大きな役割を担っています。疲労などで僧帽筋が緊張した状態になると肩甲骨の可動域が狭くなります。

いつもと違う動きをすることは故障の原因となります。

皆さんも同じだと思いますが、気温が下がると自然に首をすくめ、背中を丸めた姿勢になりがちだと思います。この姿勢が野球選手にとっては大敵です。背中を丸めた状態が続くと常に僧帽筋が緊張した状態になるためです。

そこで私は「冬の練習ではネックウォーマー着用」を勧めています。

首まわりが暖かくなれば背中を丸める必要がなくなりますので、普段通りの姿勢を保ちやすくなります。そして何よりも野球選手は姿勢がとても大事です。

そもそも上手な選手は胸を張って前を向いてプレーします。

また濡れたアンダーシャツは体温を奪うので、汗をかいたらこまめに着替えましょう。

寒い日にも下を向かず、胸を張ってプレーすることが

選手を技術的な上達へ導き、故障から選手を守ります。

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