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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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『人の縁』を手繰り寄せる


今日は他チームとのオープン戦とその後来年度新入部員向けの体験会を行いました。

体験会を終え、球場の片付けを終えようとした時、

「コーチ!こんにちは。今日はありがとうございました!」

ある選手から声をかけられました。

その選手はオープン戦を戦った相手チームの選手。そして彼は私の学童野球コーチ時代の教え子でした。彼と初めて出会ったのは彼が小学校2年生の時。当時はボールを怖がり、キャッチボールも満足にできない状態。そしてどちらかというとおっとりしていておとなしい子。そういう子って、中学生になる時に他の競技に転向してしまう子が多いのですが、彼はうちとは別のクラブチームで野球を続けました。そして今日の再会。

試合中も大きくなった体と逞しくなったプレーを見て、敵チームなのにその成長をたまらなく嬉しく思いました。

その子が試合が終わった後、うちの体験会が終わるまで待っていてくれたんです。

私に挨拶するために。

「お前、待っていてくれたの?」

「はい。コーチと話をしたかったので。」

「ありがとう。お前、5番打者なんだな。今日はお前にやられたよ。」

「いやぁ、そんなことないですよ。」

「野球、楽しいか?」

「凄く楽しいです!」

「これから冬になるけど、冬練頑張ってもっといい選手になれよ」

「はい、頑張ります!」

凄くいい子でしょ?

過去の縁を大切にし、自ら行動することで切れかかった縁を再び手繰り寄せようとする。こういう子はこれからも人の縁を絶やさず、人に囲まれた人生を歩むことができると思います。私は「野球が上手い」なんてことよりも数段大事なことだと思います。

立派に成長したなぁ。野球続けていてよかったなぁ。

こういうことがあるから、指導者を続けられるんですよね。

私が彼にとって良いコーチだったかどうかは分かりません。でも彼が良い子に育ってくれたからまた繋がれたんだと思います。もしその成長に「野球」が寄与しているのなら、私の活動も少しは人の役に立っているのかも知れません。


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