いきなり胡散臭いタイトルですみません。
私の故郷、愛媛では伝統的に「股割り」という練習を取り入れているチームが多数ありました。昭和40-50年代に堅守を誇った四国のチームは「股割り」によって足腰の強さと股関節の可動域を広げ、腰の低い守備体勢を作ったチームも多かったそうです。
私の母校でも練習の最後に「四股踏み」のメニューがありました。
非常に古典的な「股割り」「四股踏み」ですが、特に「四股踏み」はエクササイズとしても近年注目を浴びています。何年か前には、今話題の貴乃花親方が『四股』をベースにした「シコアサイズ」を考案されたりしてましたね。
四股を踏むと
①腹筋・腸腰筋 ②大腿筋 ③中臀筋 ④大臀筋 ⑤ハムストリング
などが鍛えられます。どれも野球に必要な筋肉です。
股割りは股関節の可動域拡大と強化にも効果があります。
体の大きな力士が巨体を支え、激しい取組での怪我から体を守っている重要な練習方法でもあります。野球選手でもイチロー選手が四股を取り入れたり、千葉ロッテマリーンズでは力士を招いて四股の指導を受けたこともあります。
【効果的な『四股』の踏み方】
私は相撲については素人なので、「野球に活かすには」という観点で四股の踏み方について書いてみました。





もしかすると本来の四股とは違うかもしれません。
いつか私も相撲部屋にお邪魔して教えてもらおうと思っています。
私自身、高校時代はチームの練習メニューとしてやっていましたが、大学時代も自主練習の時間に四股・股割りをやっていました。下半身の安定度と筋肉の張りが増すので、四股・股割りをやった後の投球練習は調子がよかった印象があります。
ぜひお試しください。