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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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「守備のリズムを創る捕手」とは?


昨日は「投球テンポ」について書きました。「たったそれだけ?」と思ったかも知れません。でも中学野球の現場で指導をしていると、捕手からの返球のもらい方だけで大きく投球テンポが変わり、守備に良い影響をもたらします。

今日は「リズムを創る捕手」についてです。これも凄く簡単なことです。この一点だけで大きく変わります。

「投球を捕球したら、すぐに投手に返球する」です。

投手の視点で言うと、捕手が速い球を胸元に返球してくると気が引き締まりますし、投球のテンポも上がります。高校野球が良い例です。

甲子園に出て来るようなチームの捕手はみんな山なりのボールで返球したりはしません

投手の胸元に一直線で飛んでくるようなボールで返球します。

それと「ボールがマウンド付近にある=投手が持っている」という状態はどの塁からもほぼ等距離の位置にボールがあることを意味するため、最も進塁し難い状態です。余計な進塁を防ぐことも守備のリズムを創る上で重要な要素です。

そもそも捕手に限らずですが、投手以外の野手が「ボールを長く持つべき」というケースはほとんどありません。その辺の感覚は小学生の時に身に付けさせておくべきでは?と私は思います。


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