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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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上達に不可欠な「仲間を想う心」

  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

これはうちのチームの練習風景です。

中学生が野球の練習をしている何の変哲もない写真に見えますが、実はこの中に我々の練習方法に関する「こだわり」が詰まっています。


「キャッチボールの時間は長めに」

「ペッパー打撃を入念に」

「マシン打撃よりも打撃投手が投げる球を打つ」

「スタンドティー打撃よりも手投げの球を打つ」


基本的にうちの練習は「ペア」「グループ」形式で行います。

これは「仲間のことを想いながら野球に取り組んで欲しい」という意図があって敢えてこの形式で練習を行なっています。 打撃投手でストライクが入らなければ打撃練習は進捗しません。効率を重視してバッティングマシンを導入するチームは多いですが、うちは敢えて「手投げ」にこだわっています。ストライクが入らなければ「申し訳ない」という気持ちを感じて欲しいですし、一生懸命投げてくれる相手に応えるためにいい球を逃さずに打とうとする取り組みに意味があると思います。ティー打撃でもスタンドティーは1人でもできます。誰も見ていなくてもできます。手投げのトス打撃だと、打者が変な打ち方をした時に「自分が投げたボールが打ちにくかったのかな?」など、練習相手に想いを馳せながら練習に取り組みます。


この「仲間を想う時間」がとても大切だと捉えています。 チームにはRed Rocketなどの簡易式のバッティングマシンやタナーティーなどのティースタンドも用意してあります。これらは特別な目的の時には使うこともありますが、「人」を感じる要素が薄いので使用頻度は低いです。 うちは「野球塾」ではなく「野球」で繋がった共同体です。

「野球が上手くなること」はもちろん重要な活動目的ではありますが、「野球さえ上手くなればいい」ってものでもないと捉えています。マシン打撃とスタンドティー打撃ばかりやっているチームは選手の関係性が希薄です。仲間に関心を持つ機会が少ないからだと思います。そもそも野球は相手がいなければキャッチボールすらできません。

「人の心が分からなければ勝負事は勝てない」


よく選手に伝える言葉です。


「目の前のことに本気で取り組むこと」

「思いやりを持って人に接すること」


人と人が競い合う野球においてこの2つが最も重要だというスタンスでチームを運営しています。この2つがあれば技術は後からついてくると思っています。


準備や後片付けの際に仕事を押し付けあったり、人目を盗んでサボろうとする選手は大事な場面で自分の責任に耐えきれず、結果が伴わないことが多いと感じます。


「仲間を想う心」こそが上達に不可欠な要素だと思います。


「自分さえ良ければいい」「自分のために他人を利用しよう」と思う選手にとって、うちは居心地が悪いチームだと思います。「仲間と一緒に上手くなりたい」「仲間の成長に貢献したい」と思って取り組んでいる選手は結果として成長が早いです。

 
 
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