top of page

東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

「Blog更新のお知らせ」を受け取り希望の方は下記にメールアドレスを入力してください

送信ありがとうございました

検索

野球さえ上手ければ・・・

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分


野球チームである限り「野球が上手くなる」にこだわることは大切なことだと思いますし、「上手くなった」を証明するためにも、「勝利」にこだわることはある程度必要なことだと思います。そういう意味ではまだうちのチームは公式戦未勝利なので、「野球が上手くなる」を証明できていない部分は多々あります。


そこはもっとこだわってチーム強化を進めていきたいと思います。


一方で私の持論として「『また試合したい』と思ってもらえるチームを創ること」を大切にしたいという想いもあります。この部分に関しては選手たちの頑張りもあって、対戦後「今後も交流しましょう」という声を頂いたり、実際に合同練習や練習試合のお誘いを頂くことも多くなってきました。


野球をやっていると「不愉快なチーム」も見かけます。

試合中にグラウンド整備にほとんど出てこないとか、中には対戦相手を威嚇するような行為を行うようなチームもあります。こういうチームを見ると、仮に強くても「何のために野球やっているんだろう?」という疑問を感じます。


「こんなチームにはなりたくない」というチームはあります。


一方でスポーツは「勝利こそが正義」という部分もあります。

私も論点のすり替えはしたくないので、「負けたけど。。。」という言葉は使いたくないです。対戦相手に対する礼節を欠く行為をするチーム、競技を冒涜するようなチームが相手でもやはり最後は勝たないと自分たちの正しさは証明できないのがスポーツです。


勝つためなら何をやっても良いとは思いません。

しかし、勝つことは自分たちの姿勢を証明するためにも必要です。


今は耐える時だと思います。

競技に対する真摯さ、努力の大切さ、相手に対する礼節など、チーム設立時からの志である「本気」「思いやり」を大切にしながら、自分たちの正しさを証明するためにも「勝つこと」に対してもっと貪欲になっていきたいと思います。


「野球さえ上手ければ・・・」というチームは絶対に造らない。

 
 
bottom of page