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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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鶏口となるも牛後となるなかれ

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

うちのチームは「原則として1学年12名」を上限に運営しています。

今の練習環境で選手に十分な練習量を確保するためには受け入れ人数を制限せざるを得ないことが大きな要因ではありますが、それ以外にも大きな理由があります。


昨年の秋、チームは2年生2名、1年生7名の9名で公式戦に出場しました。

ポニーリーグは予選がリーグ戦形式なので、リーグ戦4試合を9人で戦うことを選択しました。試合ができるギリギリの人数、そして選手の大半が1年生ということで試合自体は大変苦戦しましたが、この中で大きな学びがありました。


9人なので、1人でも欠席すると「棄権」となります。上手い下手は関係なく、まずは試合に来ないと試合すらできない状況でした。選手たちは「うっかり風邪も引けない」と言いながら、保護者の皆さんも我が子の健康状態に気を遣いながらシーズンを過ごしました。お互いが仲間に期待し、個々の選手が自分の立場に責任を持って公式戦に臨んだ結果、選手たちは精神的に大きく成長してくれました。 この経験から、「選手がより早く成長する環境」を造るために今の運営スタイルを選び、チーム設立当初よりも募集人員を絞る決断をしました。


大きな会社では数名の不良社員がいても会社は成り立ちます。 一方で中小企業では1人1人の責任が重く、複数の役割を兼務することもあります。大きな企業には大きな企業の良さもありますが、中小企業では大企業では得られない経験を積むことができる側面もあります。 うちの選手たちも1人1人が担う役割は大きいです。 河川練習の時には倉庫から荷物を運んだり、準備後片付けなどは誰も遊んでいる場合じゃないくらい仕事があります。お互いの存在に期待し、自らに向けられた期待に応えられるよう行動することで選手が早く成長すると考えています。 「鶏口(鶏のクチバシ)」と「牛後(牛の尻尾)」は同じ高さですがその存在は全く異なります。うちの選手たちは「鶏口」になることを選び、自分の責任を果たそうと本気で努力してくれています。足りないものに不満を言うのではなく、自らの努力で足りないものを補おうとする姿勢がリーダーシップの形成に必要です。リーダーは「あれがない、これがない」と不満を言っている場合ではなく、「あるものを最大限活用して最高の結果を出すこと」が求められるからです。 著名な組織の一員として「ブランド」を身に纏うこと

大組織の一員として他者に依存すること

「寄らば大樹の陰」という言葉もありますが、うちの選手たちはそれを選ばず、「自分たちの力で良いチームを創る」という意志を持って日々努力してくれています。


 
 
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