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東横ポニーBayWinds監督・廣川のBlog

中学硬式野球の現場から見た少年野球に対する指導者の想いを綴っています。
​東横ポニーBayWindsは東京・横浜・川崎を中心として活動する中学硬式野球チームです。

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童話からの学び

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

私が子供の頃にTV放映されていた漫画「一休さん」の中で、私が今でも凄く覚えているエピソードがあります。それは46話「将軍さまとまきわり」というお話です。


このお話は贅沢三昧を尽くしながら「食事が美味しくない」とわがままを言う将軍様に対して一休さんが「天下一品の食事をご馳走します。寺にお越しください。」と将軍様をお寺に呼び、食事の前の作法として薪割り、掃除、風呂の水汲みなどたくさんの労働を課しました。そして熱い風呂に入浴させた後に食事。将軍様は「こんな美味い食事は食べたことがない」と何度もおかわりをしました。 この食事の内容は。。。? お茶漬けと大根の糠漬けでした。 「食事が美味しくない」という将軍様に対して美味しい食事を出すのではなく、「食事を美味しく食べる方法」を教えた一休さん。昔の漫画にはこういう学びがありました。 私は大人が子どもに教えるべきことは本来こういうことではないかと思います。

「子どものため」と言ってなんでもお膳立てしてあげるのではなく、子どもが自分の力で自分の人生を豊かにしていける知恵を授けることだと思います。 うちの選手は野球をやるために道具の出し入れから始めます。

ネットも自分たちで張ります。

練習している河川敷のゴミ拾いをしたり、道具を片付ける時にもあらかじめ決められた方法で片付けを行います。ボールは必ず隙間なく1かご120個を詰めます。 練習も基礎練習を繰り返しやります。 上手くいかなくてもできるまでやります。 これを「面倒くさい」「非効率だ」と考える子はうちで野球をやっても楽しくないと思うので、もっといろいろと至れり尽くせりな環境を選んだ方が良いと思いますが、私はこれが野球を心底楽しむために必要なプロセスだと思います。一休さんが将軍さまに課した薪割りと同じだと思います。 「できなくてもいいよ」と優しく声をかけることは簡単です。 でもその子は本当の楽しさを知らずに道を絶やしてしまうことになります。諦めずにやり続けることを後押しすることが大人の役目だと思います。 先週の練習試合で、中学から野球を始めた1年生が初めて1試合をフル出場しました。1年生大会では十分な出場機会を与えてあげることができませんでしたが、グラウンドでは明るく振る舞い、腐らず努力を続けてくれたことに報いたかったので出場させました。 私は「野球は簡単に上手くいかないから面白い」と思いますし、子どもたちの失敗を見届けながら「どうすれば上手くいくか?」と子どもたちと一緒に試行錯誤するプロセスが楽しいと思います。

 
 
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