「本気」を訴え続ける訳
- 12 分前
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BayWindsのスローガンは「Let's Go All Out!(本気出そうぜ!)」。
常に「目の前のことに対して本気で取り組むこと」を求めています。
私は長らくこの世界に身を置いていますが、ジュニア世代の野球において、「揉め事」はだいたい大人が起こします。指導者の不誠実な振る舞いに対して保護者が不満を募ったり、ユニフォームを着ないチーム役員が監督・コーチに対して支配的な態度を取ったり、独善的な保護者が他の保護者と言い争いになったりなど、原因はともかく「大人同士の争い」です。
チームの主役は選手であることは言うまでもないですが、主役が注目されず周辺で揉め事が起こるのはなぜか?もっと本質に集中できるチームづくりはできないのか?いろいろと考えましたが、私は「選手の本気」に辿り着きました。
うちの保護者は元々当番とかありませんが、用事がなくてもグラウンドに顔を出してくれる保護者もいます。そして我が子以外の選手にも頻繁に声をかけ、その動きに注目してくれます。最初はほとんど練習を見にくることがなかった保護者もちょっとグラウンドに寄ってくれたり、顔を見かけることが多くなりました。だいたいそういう保護者のお子さんは練習態度に変化が見られます。「親が見ているから本気出す」のか、「本気で取り組む我が子の姿を見たくなった」のか、順序はわかりませんが良いスパイラルが回っています。
思えば「選手が本気を出せなくなる要素」はたくさんあります。 失策を恐れて打球に積極的にチャージできなかったり、空振りを恐れて好球を見逃してしまったりなど、結果を恐れて消極的になってしまうパターン。良い結果が出なかった時に周囲からの叱責をかわすために「本気じゃなかった」と最初から言い訳を用意しているパターン。「なに本気になっているの?」と本気の姿勢を周囲から嘲笑されるパターン。世の中には物事に対して本気で取り組もうとする人の足を引っ張る要素は多々あります。
チーム運営において、私がもっとも心血を注いでいるのは「選手の本気を削ぐ要素を排除すること」です。積極性を促し、言い訳や嘲笑を排除し、結果以上に「本気」を高く評価する姿勢を終始徹底して貫くこと。これをずっとやっています。
本気を賞賛し、言い訳や嘲笑を排除すれば、仲間の本気を感じ取る感性が育ちます。「自分も本気で」という姿勢が形成されます。選手にそういう姿勢が形成されれば、選手間のいじめも起きません。野球チーム内に起こるいじめの大半はいじめる側、いじめられる側のどちらか、または両方に本気度が足りないから起こるのだと思います。本気で取り組んでいたら、他人をいじめている暇なんてありませんから。
うちの選手・保護者の仲の良さを支えているのは「選手の本気」だと思います。




